「おっ!」
 「おあっ!」
 「ああぁぁぁぁっ・・・・・・・うぅ」
 二人は短い歓喜の声を上げるとリゲルはそのままシャロンの中へ、アルゴはその寸前に引き抜くとシャロンの体へとそれぞれ吐き出した。それに少し遅れてシャロンは胸と体の中にほとばしる感触と、熱い感覚を感じると諦めとも絶望とも幸せともとれない表情をすると、同じく快感にも不快感ともとれないひ弱な子猫の様な声を上げ、先ほどと同じく力が抜けた様に頭を下げると体がフラリと前のめりに倒れようとするのをリゲルは後ろから抱きかかえた。
  
 「久しぶりに気持ちよかったぜ、それより貸しを忘れるなよ!」
 アルゴはそう言うと立ち上がり後始末をするとさっさと机の方へと戻っりカバンをがさごそあさり始めた。
 
 シャロンはまだ行為の余韻で全身ではぁはぁと荒い呼吸をし動きもしなかった。その体をアルゴにかけられた白く滲んだ粘々とした物が重力に引かれ伝ってゆく。

 リゲルはそんな事を気にする事も無く、邪魔だった肩にかかったマントと首にかかった鎧を剥ぎ取りそばに投げ捨てると、シャロンの腰を持ち体を立ち上げさせた。上半身は前のめりのままだったのでお尻をリゲルに突き出すような格好となると左手でシャロンを支え、右手でまだまだ元気な自分の物を先程より下にある少し開いた入り口へと導いた。

 「あっ・・え!?・・まだ・・・・」
 「まだまだこれからだぜシャロン様よぉ」
 驚いた表情で振り向くシャロンに語りかけるようにつぶやくと腰を前へ突き動かし再びシャロンの中へと入っていった。


 
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