「あああ・・・・・」
 シャロンはため息にも似た力の無い声を上げた。
 スカートの下からは剣士らしく無駄な肉の無い素晴らしいラインの肢体が露になり、その股間部、逆三角をした女性の大切な部分を覆い隠す様に、肌にピタリとフィットした純白の下着が顔を見せた。アルゴはなぜかずり下ろしたスカートを丁寧にシャロンの足から脱がせてゆく。
 その行為を不思議に思いリゲルは声をかけた。

 「どうしてわざわざそんなキチンと脱がせるんだ?」
 「これも品物なんだよ、好きなやつはこれだけにでも良い値を出すからな。俺は商売人だぞお前みたいに馬鹿みたいに何も考えずに突っ走っちゃいねぇんだぜ」
 「そこまで言うかぁ?」
 「剣士にしちゃ肌がすべすべだな、これは価値がもっと上がりそうだ」
 アルゴは値踏みするようにシャロンの素足を見ながら指でツーと撫でる様に触り始めた。その妙に繊細なタッチにシャロンはくすぐったい感じを覚えたのか逃げようと体を動かすもまだ薬が効いているのか殆ど足は動かない。
 その動きを気にも留めず左手で足を拘束すると、右手をシャロンの後ろに回し、形の良い張りのあるお尻を撫で回しながら、そのままシャロンの下着の逆三角の頂点へ鼻を押し当てた。
 
 「ちょっと!そっそんな所に顔を埋め・・・・んん・・」
 押し当てられた鼻からの鼻息を直接感じシャロンの体中をゾッとする感覚が駆け巡り、軽く身震いした。
 アルゴはそのまま鼻を押し当て、ほのかに甘い女性の香りとその部分から溢れる独特の香りを嗅ぎ続け、鼻に当たるシャロンの柔らかな恥部の感触を楽しみながらも右手は体をまさぐり続けた、そして少ししてフと顔を放すと妙に真剣な顔で呟いた。

 「こいつ恐らく今までほとんどセックスしてなさそうだぜ」
 「なっ!!!」
 「げっまじかよ!こいつかなり昔から戦ってたって言うぞその間殆どやってないわけねぇだろ」
 アルゴの一言にリゲルとシャロン二人同時に驚いて声を上げた。
 
 「もしかして男が寄って来ねぇんじゃねぇか、顔や体が良くても性格がこれじゃあな」
 「う、うるさいわね、そんな事あなた達なんかに言われる筋合いは無いわ」
 シャロンは頬を真っ赤にしながらあきらかに動揺した声でまくし立てるとそっぽを向いてしまった。

 「もっと人生楽しんだ方が良いぜ、俺たちがお前に女の幸せってのを教えてやるよ」
 そういうとリゲルはシャロンの後ろに回り込み、邪魔なマントを払いのけると無造作に下着を摺り下げた。


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