「ああ.........やあぁぁぁッ......」 自らの顔に先ほどと同じく熱い物が数度に渡り飛び散るのを感じ一瞬思考が途切れたが、胸元をこちらへとゆっくりと流れ伝ってくる白い物を見るなり表情を一気に引きつらせ涙ながらに叫んだ....。 そして顔を隠す様に横に背けた。 「ふぅ...大した体だ..」 悦楽後、感嘆の溜め息を一度吐きシャロンの乱れた服で己の物を綺麗にすると、ファブリスは机からゆったりと降り立ちシャロンに向けて言い放った。 「シャロンよ、貴様は殺さず城に連れて行く、そしてワシの奴隷として死ぬまでこの魅力的な肉体をいたぶり楽しみつくしてやるわ!」 豪快に笑うとファブリスは右手で横たわるシャロンの胸をもう一度軽く揉みあげた....。 その時シャロンはフとある人物を思い心の中で神に祈りを捧げるように呟いた。 「あぁっ....アストラル......ごめんなさい....」 後日シャロンは地上にある光の一族の城へと捕虜として連行される事になる。 それから数日後、城に登城していた光の一族のポルックスと名乗る、行方不明になっているアストラルに良く似た髭づらの男とひょんな事から出会い、彼の厚意によってどうにか城を抜け出し地下に戻る事に成功する。 そして彼と別れる際にシャロンはその男の頬に軽くキスをした.....その後影の一族に戻ったシャロンはポルックスと名乗っていた男と敵同士の立場で再度出会う事になるのだが.............。 |
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