シャロン「表？裏じゃないのね？」
　シャロンはコインを隠した右手をのけると、左手の甲には先ほど弾いたコインが乗っていた。
　そしてそのコインを覗き込むとシャロンはぼそっと呟いた。

「表・・・・・・・」
　
「くっ・・ご・・五連勝目・・・」
　シャロンはかなり不機嫌になりながらも、胸元に手をかけると服の止め具を外してゆく...。
　すると服の中からブラに包まれたシャロンの胸が窮屈そうに現れた。
　少し汗をかいているのか胸元は程よく光り、胸の膨らみを強調させていた。

「って何じろじろ胸の所見てんのよ！早く次決めなさいよ!あ〜イライラするわねっ！」
　自分の言った事への矛盾に気づきもせずシャロンは素早くコインを親指の上に乗せると、コインを強く弾き、左手の甲へと落ちる瞬間右手でコインをサッと隠した。

「早く、次はどっちなのよ？」