このページには絵は無いよ、念の為。
はぁはぁはぁはぁ.....

「まさか失敗するなんて.....」

 深い森の中荒い息を吐きながら濃い縹色の装束を着た忍者が駆け抜ける。
声からしても若い女性の忍者であろう。

 忍者自体はそう珍しいものではない。
 表立っては見ないものの近隣諸国や国人との戦が絶えないこの戦国時代忍者の活躍していない場面はないと言ってもいい。
 しかし今森の中を駆ける忍者は他に見た事もないものであった、それは風になびき月の光に反射して金色に輝く長い髪であったからだ....。


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