「ん?」
 カチャカチャと音がしたかと思うとどうやったのか内側からかけた頑丈な鉄の鍵が外れ扉が開くと、そこからスタリオンが楽しそうに現れた。だが部屋に入った瞬間すぐに目を点にさせ口をあんぐり開き、見てはいけない物を見た感じで驚愕の表情を浮かべた。

「お、お、お前らいったい何やってんだ!?」
「ん、何だスタリオン?お前もシャロン様を犯りに来たのか?ブヒ」
「そうじゃねぇ!何でこんな事やってるんだって言ってるんだ」
「んあ?お前が何をしても良いから聞き出せって言ったからこうやってシャロン様とやってたんじゃねぇか。イヤ〜良い仕事したブヒッ」
「はぁ?俺はなァ何でも良いから聞き出せって言ったんだよ!」
「ブブ、ぶひ!?」
 スタリオンの言葉を聴いて2匹の豚は顔を青ざめて凍りついた。

「お、俺シラネェから・・じゃあな!」
 スタリオンは少し震えながら後ずさりすると、そそくさと扉を閉め逃げる様に去っていった。シャロンのあられもない姿を見たせいかあそこを大きく膨らませながら・・・・。

「ど、どうするよ兄弟!」
「ど、どうするって・・・お、俺知らね!」
 ブータはそう言って大して高くない台から飛び降りるとアレをパンツの中に元に戻しスタリオンに続いてお太った腹を揺らせて部屋を飛び出した。

「ぶひ!?ずるいぜ兄弟!じゃ、じゃあ俺も知らね!」
ターブもまたアレをパンツにそそくさと戻すと部屋を立ち去ろうとした。だが扉を閉めようとした瞬間、吊られたシャロンを見てまた部屋に戻った。

「し、死んじまったらシャレにならねぇぶひ!」
 ターブは壁にあるロープを引いた。するとスルスルとシャロンの体が降りて地面にくたりと体を横にした。それを確認してターブは扉を閉めて部屋を出た。

 そしてそこには一人、2匹の精液を胸と太股から垂れさせながら眠る様に横たわったシャロンだけが残された・・・・。



次の日の事。


「おや?どなたですかな?」
 テッシオは部屋のドアを叩く音に気づき、すたすたと入り口に向かうと鍵を開けてドアを開いた。するとそこには普段の鎧を着けたシャロンがうつむいて立っていた。顔は影になり全く窺い知る事が出来なかったがテッシオはそれを微塵も気にせずシャロンに向かって話しかけた。

「これはこれはシャロン殿。いやぁ〜先日は申し訳ない!私とした事が気が立ってあのような事を。それで私めに何か御よ・・・・ぎゃあああああああ!!!」

それから少しして。

「ブヒ〜〜〜〜殺されるブヒ〜〜」
「焼き豚にされたくないブヒ〜〜」
「ヒヒ〜〜〜ンな、何で俺までっ!裸を見ただけじゃねぇか!あれは故意!じゃない事故だって!」
「待ちなさいっっ!!この馬鹿と豚野郎がっ!!絶対に許さない!絶対に・・・・ウァ〜〜〜〜ン!」
 シャロン様は赤ちゃんの様に泣きながら剣をぶんぶん振り回して一日中豚さんと馬さんを追いかけましたとさ。

めでたしめでたし・・・・。




 と、その日のアリアドネの絵日記には鬼の様な生き物が描かれ、そう締めくくられていた・・・・。

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