ドアを開けるとそこは自分の部屋だった...当たり前か...じゃなくてそこにはサンタの服装をしたシャロンが立っていた。 「これで満足かしら?」 なぜか手を腰にあてポーズをとり、こちらを睨みつけながらも頬がうっすら染まってるシャロンは何とも可愛らしく思える。 その着ているサンタの服装は前が大きく開いている、と言うかサイズが合っていないので開いてしまっていると言った方が正しいかも、だから胸は窮屈そうに中央に寄せられ谷間がはっきりと見える、シャロンのスタイルと相まってかサンタの服装のシャロンは普段よりも色っぽく見える。濃いストッキングを穿いているので尚更かもしれない。 .−それにしても...結構おっぱい大きいな....と。 「ああ...凄く色っぽく見える....」 「んなっ!?...もう一度勝負よっ!」 そう言うとプイッと顔を逸らし、部屋の中央に置いてある机に足早に歩を進め置いてあった果実酒を飲み干す。 −ああいう子供っぽい所も魅力なのかもしれないなと。 そして王様ゲームが再開された。ちなみに王様ゲームと言っても今はたったの二人なのでどちらかが何かをするだけである。箱は二つあり一つに王様と僕(しもべ)と書かれた紙が入れられており、もう一つに今までに皆で書いた命令用の紙が入っている、王様を引けなかった者がそれをやらされると言う事になっていた。 「さあ引くわよ.....今度こそ...」 シャロンはえいっと気合を入れながらあまり意味もなく大げさに箱から紙を取り出した。 −何やら目に炎が宿っているような感じがするのは気のせいだろうか...。 「どうだった?」 「.....僕......」 ポツリとそう言うと急にシュンとなってしまった。 −さっきのはいったい...。 「じゃあ命令の方取るから.......ほいっと」 まだ十数枚入っている箱の中から一枚紙を取り出す。 「なんて書いてあるのよ」 「.......恥ずかしそうに下着を見せろ....だって....」 「え?....ちょ...何よそれ!?ホントに?」 そう言ってシャロンに紙を奪い取られた。 「う......誰よっ、こんなの書いたの!」 「スタリオンが書きそうだな」 「....」 −ちょっと目が逝ってそうなんだけど...。 「見せれば良いんでしょっ」 不機嫌そうに言うとシャロンは後ろにあるベッドに腰掛け足を広げるとスカートを無造作に少しめくり上げた。 |
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