シャロン「裏？ホントに裏でいいのね？」
　シャロンはコインを隠した右手をのけると、左手の甲には先ほど弾いたコインが乗っていた。
　そしてそのコインを覗き込むとシャロンはぼそっと呟いた。

「今度は表よ・・」
　
「普通ね・・・でも普通の男ほどつまらない物なんてないわ。所詮奴隷程度ってところね」
　そう言ってシャロンは一度脱いだ鎧などをもう一度着込み始めた。

「後で私の部屋に来なさい。たっぷり可愛がってあげるから・・・ん？死にはしないわよ、痛いかもしれないけど・・・でもそれも最初だけじゃない？フフ・・・」
　シャロンは目を細め不敵に笑うと、足取り軽く部屋を後にした....。

終わり。